エイ出版さんの「アウトドアーズマンのための車中泊カスタムBOOK」という本に
当社のお客様のお車が掲載されました。
この中ですと「ワーゲンバス仕様」は異彩ですね。
遊びがお上手な人生を楽しんでいらっしゃる方です。
えい出版の「えい」はどう変換すれば出てくるのでしょう…?
スキー&スノーボードに大活躍
軽ワンボックスをフル活用して遊ぶ
街乗りでの小回りを重視しながらも車中泊。
セカンドシートを倒せば大人ふたりもラクラク。
クルマいじりとカスタムは車種にかかわることなく楽しめるもの。それを示しているのが、小林さんの軽ワンボックスだ。
まず目をひくのがワーゲンバスをイメージさせるフロントビュー。元の軽ワンボックスのイメージを払拭した丸みを帯びたクラシックスタイル。
しっかり全塗装されており、見る人を唸らせるが、小林さんはこれで満足せず、さらに足回りを加工している。
「このワーゲンバス仕様は見た目はよいのですが、外装パーツの関係から最低地上高が低いんです。普通に走っている分には問題ないのですが、段差やちょっとした砂利道で下回りを擦ることもありました。
オーバーヒート対策板を擦るだけなので、問題ないのですが、音なども気になっていまして…。
そこで専門ショップに依頼してリフトアップ。わずか35mmですが視界はよくなったし、なによりもコーナー時の安定感が増して快適に走れるようになりました」
機動力が確保されると、次なるステップは趣味への活用。スキーやスノーボードはもちろん、キャンプにもフル活用。基本はふたりで行動しているので、リヤラゲッジはすべて荷物置場として使えるのだ。
そこにはクーラーボックスやテーブルを始め、高さのあるスモーカーまで入る。
「あらゆるアウトドアグッズの積載を考えて、床と壁面パネルは板張り加工をお願いしました。キズがつかないしスキー板やブーツ、ウェアなどの塗れ物も気軽に置けます。
加工箇所は完全にたたんだセカンドシート部分までなので、フロアにローテーブルを置けば和室感覚で過ごせます。
ただし欠点もあって、板がガタゴトうるさくて…。あとクッション性がないので、段差があると、”ゴトンッ”と大きな音をたてて荷物が跳ねて驚いたりします。」
サンバーならではの室内で、フラット感はなかなかのもの。車中泊には最適な作りなので、キャンプマットを敷くだけでかなり快適なベッド空間へ変わる。
大きいクルマが便利とされる車中泊だが、目のつけどころ次第なのだ。