ここで皆様に『失敗しない』中古車の選び方をお教えしようと思います。
私も若い頃は中古車で失敗しました。まず中古車雑誌の目次のところをから、値段順に並んでいる ので、下のほうから値段と距離を確認し、お買い得感の物件にめぼしをつけました。
すぐに販売店に電話を します。すぐに見に行き外装を一周みて、エンジンキーをひねってみる。
「きれいだな。でもちょっと、予算オーバーだ。」 「諸費用込みで○○円です。」
「そうだ、車を買うときには諸費用がかかるんだ」
友人が「諸費用はだいたい20〜30万はかかるぞ」
「まあ、こんなものか。ますます予算オーバーだ」
「ローンだと月々○○円ですよ」 「月々○○円で買えるのか!」
もうすっかり舞い上がっています。 友人が
「フェンダーのねじが削れてたら、事故車だぞ」
フェンダーを見ると何もない
「よしOKだ」
「か、買います!」


・・・・・・・・・ 賢明な方ならもう、お分かりだと思いますが、選び方が間違っているのです。
いま考えれば自業自得ですが、車など一生のうちでそう何度も買うものでもありません。
ましてや初めての車選びです。かと言って、まわりに相談してみてもなんちゃって車通ばかりです。
今考えると、友達から聞いたことや雑誌の記事を鵜呑みにして、何もわかっていませんでした。
この内容は10年前の自分に教えたかった、あるいはこれから買う人、以前失敗したことのある人に知ってもらいたいことです。

このコンテンツは他店を誹謗中傷するものではありません。私が下取車を査定していて思うのは、メーター戻し車、事故偽り車をつかまされているのは、圧倒的に初めて車を買った若い人、 女性、値段だけで車を選んでしまった人です。そのような人が少しでも減るようにと思い作りました。 悪い中古車店は一部の話しです。みなさまが良い中古車にめぐり合うことをお祈り申し上げております。


『自社工場完備、納車前に点検します』に注意
自社工場の内容によります。その自社工場が認証工場、もしくは指定工場だったら安心です。 「てんけんくん」という犬のマークが掲げてあるはずです。 整備というのは正直言って車に詳しい人でしたらある程度できてしまいます。
ただブレーキなどの分解整備は認証工場以外の整備工場でお金をとってやってはいけない法律になって います。整備代だけとって整備をしていない所もあるのには驚きです。
ですから屋根があるだけの工場、2級整備士がいない工場は「自社工場」と呼んで良いものか疑問です。 納車前にどんな点検をしてくれるのか、現状販売なのか?これは確実に確認して下さい。

ローン金利に注意
雑誌を何冊も買って、一番安いところで買った。でも金利がべらぼうに高い。
総支払額だと全然 他店のほうが安かった。なんていうことがあります。
分割払い支払手数料というのは、お金を先に払わなくても先に商品の買えるメリットのかわりに支払わな ければならないものです。このローン金利というのが各社違います。
中古車販売店では実質年率5.8%〜8.9%ぐらいが、一般的なようです。
またお客さんによって金利を変えている所もあるようなので確認して下さい。  
100万円を36回払いで払った場合
実質年率 7.9%で月々31,200円  分割支払手数料 126,449円
実質年率12.5%で月々33,400円  分割支払手数料 204,330円
特にローンで買われる方は月々いくらに目がいってしまい、分割支払手数料込みで一体いくらなんだ? というところに目がいきません。欲しい車が目の前にある。もう月々これだけ払えば買えるのか! などと思ってはいけません。もう一度落ち着いて総支払額を確認しましょう。 見積の段階で総支払額を明示しないお店は注意です。
逆に[金利1.9%」などにも注意が必要です。金利1.9%とといえば、長期プライムレートと同じぐらいの金利 です。長期プライムレートというのは、銀行が東京電力、トヨタ自動車などのように超優良企業に貸し付ける ときの金利です。その金利で車のローンが組めるはずがありません。その足りない分は当然、車輌価格や 諸費用などで補わなくてはいけません。この場合も金利手数料を含めた総支払額をきちんと確認して下さい。

『諸費用』に注意
ここの金額が重要です。特に注意してください。
車というのは車輌本体価格以外に登録手数料、車庫証明申請代行料、納車費用、法定費用というのが かかります。 法定諸費用というのは、登録に必要な印紙代、車庫証明申請証紙代、ナンバー代などです。 他に車検のないお車でしたら自賠責保険、重量税、新しい車だと取得税がかかります。
取得税というのは車ごとに「何年落ちだったら残存価格がいくら」というのが決まっていまして、その価格 が50万以上のものにかかります。古い車なのに取得税を払わないようにしてください。
自賠責保険ですが、車検の残りがある場合、月割りでお客様から頂く所と頂かない所がありますので、 こちらも確認して下さい。(車検が残っていればとらないのが当然なんですが) 車検がある車で重量税をとるとこなど論外です。 自動車税は4月1日現在所有している方にかかってくる税金です。 自動車税は普通車の場合、登録するときに登録した翌月分から年度末の3月までの分を先払い で必ず支払わなければならないものです。
軽自動車の場合は年度の途中に買ったときに支払義務 はありません。

普通車の場合
8月に買った---税金の支払は9月から年度末3月までの金額です。
4月1日に買った---まるまる1年分の支払です。
3月に買った---そのときは自動車税はかかりませんが、翌々月5月に1年分かかります。

軽自動車の場合
6月に買った---税金の支払義務は翌年の春から
3月31日に買った---翌々月の5月中が支払期限です。
4月2日に買った---来年の5月が支払期限です。

納車費用も車を自分でとりにいけば無料、車庫証明も自分でやれば無料が普通です。 結論としましては、車輌が安い分諸費用が高い店もあるし、車輌が高い分諸費用が安い店もある。 ということです。総支払額をよく確認してみてください。

修復歴車に注意
みなさん良く「事故車、事故車」と言いますが、事故車というと自転車にぶつけられて、バンパーに キズがついた。これでも「事故」といえば「事故」。これで事故車(修復歴車)かというと、そんなことは ありません。「修復歴車」という言葉を使ってください。
「修復歴」の定義は日本査定協会の基準に 準じている所がほとんどだと思います。 簡単に言うと、「ネジ、ボルト」でとまっている部品はいくら交換してても修理していても「修復歴」には なりません。溶接でとまっているところが修理、板金、交換したものが「修復歴」だと思ってください。 例外として、リアクオーター(後ろのフェンダー)、バックパネル(トランクのお尻の垂直に立っている 部分)は交換していても修復歴にはなりません。
コアサポート(ボンネットを開けると一番手前に見える棒、ライトの後ろにある鉄板)は修正していて もOKですが、「交換」していると「修復歴車」です。
修復している箇所によって「修復歴車」かどうかが変わります。 修復箇所によっておすすめできる、おすすめできないがありますが、軽度な修復歴でしたら、 検討の一台に入れるのも良いかもしれません。 しかし、修復歴の箇所をきちんと説明できないようでしたら注意が必要です。

記録簿に注意
これはあった方が良いです。ただ、記録簿がないと「メーター戻し車」と誤解される方が多いですが、 そんなことはありません。「記録簿」の定義もいい加減で、中古車販売店が発行したものでも 「記録簿」をうたっている所もありますし、一回も点検してなくて、真っ白な点検記録簿でも「記録簿」 です。
本当の記録簿というのは、新車保証書と一緒になっている新車を買った時にもらえる冊子で、なお かつ、全ての車検を認証工場以上で受けた記録が全て残っているものでしょう。
記録簿がついているから安心!と思ってはいけません。その「記録簿」の定義の曖昧さからも おわかりのように鵜呑みにしてはいけません。販売店にたずねてみましょう。

オトリ在庫に注意
雑誌を見ていて、「これは安い!!」という在庫がたまにあると思います。
電話をかけると「まだ、ありますよ」急いで見に行きます。実際に行ってみると、既にない。
店員「今売れちゃったんですよ。他にこんなのありますけど」 典型的なオトリ在庫です。
既に売れてしまった車、この世に存在しない車。これらの多くが 雑誌に載っています。お店に誘導する為の広告です。 不動産などでもよくありますが、これは完全な違法です。
確かに本当に電話の時点では あったけど、来る前にタッチの差で売れてしまうこともたまにありますが、本当にたまにです。 そういう場合は必ず車はあるはずですし、電話をかけてから時間がたってなかったら、まだ買った お客様がいるはずです。このような販売店には注意しましょう。
雑誌の取材が来るのが1〜2週間前ですので、既に売れてしまっているということは良くあります が、それを「ある」と言ってしまうところは怖いですね。
なかなか売れないから安くでも売ってしまおう、ノルマを達成する為に安くでも売ってしまおう。という 考えで、格安な「目玉車」は存在しますが、そんなにお目にかかれるものでもありません。 やはり、車の値段には相場というものが存在します。




以上6つのポイントをお読みいただいた方はもう中古車で失敗しないと思います。
最後に一番確実で一番カンタンな失敗しない方法があります。
お金もかかりません。特別な知識もノウハウもいりません。
それは販売店の人間をみてください。
販売店を訪ねるのは車を見に行くのではなく、人を見に行って下さい。
これが最も失敗しない中古車選びのポイントです。 悪い中古車店というのはごく一部の話しです。 良い中古車を見つけ、カーライフをお楽しみください。




copyright 2006 MODEST co.,ltd. All Rights Reserved.
privacy policy
Back to HOME