- 専門店かどうか
- 適正な諸費用かどうか
- 後々きちんと整備できるようになっているか
- 消耗品がすぐに手に入るものになっているかどうか
- パーツ代は安くみせておいて、トータルではかなり高額になっていないか
- コピーパーツ(模造品)を使用・製造していないか
- フレーム(骨格部分)を外したり、切断していないかどうか
専門店かどうか
改造車を購入される際は、専門店をお選びください。
専門店は、同じ車種を多く扱っており、日々積み重ねた経験と技術がございます。
急に始めたり専門店でない販売店は、車種ごとの特徴を把握していないため、トラブルへの対処ができず、またトラブルを予防するような整備をすることも難しいと思います。
業者向けオークションから完成済みのものを仕入れて並べているだけの販売店も多いです。
また、専門店では、部品が壊れたり、ぶつけたりしてしまったときに、修理する部品が入手できます。
「業者にオークションで落札してもらったが、部品がとれたので売って欲しい」
「買ったところに聞いてもわからないと言われた」等のお問い合わせを多数いただいております。
適正な諸費用かどうか
お見積りをとって適正な諸費用かどうか、「テスト走行費」「環境整備費」など、意味不明な諸費用が含まれていないかどうかをご確認下さい。
また、完成済みの販売車であっても見積りをとると「このパーツは別料金です」「このプライスのままでしたら、部品を外させていただきます」など、付属部品は全て別料金などといった販売店も稀にありますのでご注意下さい。
改造に関してではなくても諸費用にはご注意下さい。
後々きちんと整備できるようになっているか
エンジンオイル、冷却水、ウォッシャー液など、日常的に行うメンテナンスが簡単にに交換・補充できるかどうかをご確認下さい。
ボンネットもなく、冷却水を補充する為だけでフェイスマスク(顔)の部分を外さないと整備、車検ができないものもございますので、ご注意下さい。
消耗品がすぐに手に入るものになっているかどうか
バルブ、ランプ類など、いつ切れてもおかしくない消耗品類が、近くのホームセンター、カーショップ、ガソリンスタンド等で簡単に購入できるものなっているか確認して下さい。
海外製はランプのレンズカットが変わっているなど、車検が通らないものもございます。
パーツ代は安くみせておいて、トータルではかなり高額になっていないか
パーツ代をセット価格にして安くみせているケースにご注意下さい。
こういったものはほとんどがコピー商品(模造品)である場合が多いです。
細かく確認すると、ヘッドライトやウィンカーは別料金で、しかも一般的な価格よりかなり高価という場合がございます。
他の汎用的な部品でも付くかどうかがわからずにそれを選んでしまい、結局は高いものになってしまいます。
また、セットで購入した時は安くても、修理の為に単品で部品を購入しようとすると、すごく高くなってしまう場合もございます。
コピーパーツ(模造品)を使用・製造していないか
コピーパーツ(模造品)を使用している販売店にご注意ください。
コピー商品は知っている人が見ればすぐに分かってしまいますので、会社や店舗さんなどが運搬、営業者、コマーシャルカーとして使用した場合、信用が低下する恐れもございます。
また写真ではきれいに見えても、実際に乗ってみると作りやフィッティングが悪く、日々満足感が下落してしまい、せっかく永く乗ろうと思って買ったはずが愛着がわかないかもしれません。
せっかく人とは違った車を選ぶのですから、コピー商品を使用する販売店を避け、信頼できる専門店で購入されたほうが、後々まで満足してお乗りになれると思います。
フレーム(骨格部分)を外したり、切断していないかどうか
ベース車の元々のフレーム(骨格部分)を無視して無理やりに◯◯仕様、◯◯風になっていないかどうか?
外板だけの交換でしたら良いのですが、本来衝突したときの安全のためのフレームない車というのは非常に危険です。
当然クルマ自体へのダメージも大きいですし、乗車されているかたへの損傷も大きくなります。
ベースとなる車輌の構造に合ったカスタマイズがされているか確認しましょう。