ポケットバン開発秘話
モチーフはホンダステップバンです。
新車では商業的には成功しなかった車ですが、中古車になってから人気が出ました。
ライトの上のウィンカーが眉毛のように見え、レトロな雰囲気を醸し出しています。
みなさんうる覚えで頭の中にあるステップバンと比べて「そっくり」と思っていただいて
おりますが、並べると実は違います。
手前がステップバンで奥がポケットバン
バモスはライトより上のボンネット部の面(おでこ)が大きいです。
バモスのデコッぱちをいかにデコ(おでこ)を目立たなくさせるかというのがデザインの
ポイントでした。
他に制作する上で心がけたことは、パーツ点数が多くなってしまうとその分コストが上がって
しまいますが質感を上げる為にフェンダー、フェイス、グリル、バンパーとパーツを全て別体
としました。
ステップバンのカスタムの代名詞とも言えるかもしれませんが、グリル枠とバンパーのメッキを
行う為にもパーツは別体として制作しました。
通常の改造車とは違い、フロントが純正よりも少し高くなっております。
オーバーハング(前輪の先端から前のバンパーまでの長さ)も短いので段差、坂に強い車と
なっております。
ポケットバンのパーツ量産用の『型』です。
第一号の製品です。
塗装されていない状態ですので、製品の造形、作りが良く分かる写真となっています。
このようにしてポケットバンは産み出されました。
H11年の中古車から現行の新車バモス、アクティ、バモスホビオで制作可能です。