自動車用塗料の世界的メーカーであり、自動車向け塗色とカラートレンドをリードしている
アクサルタコーティングシステムズが、2013年版自動車人気色調査報告書を発表しました。
全世界の消費者に最も人気の高い自動車塗色は、ホワイト系でした。
そのシェアを前年比で6パーセント伸ばしています。
割合でみますと、
- ホワイト系(ソリッド22%、パール7%) 29%
- ブラック(ソリッド5%、パール・メタリック15%) 20%
- シルバー 15%
- グレー 12%
- レッド 8%
- ブルー 5%
- ベージュ・ブラウン系 5%
過去10年にわたって幅広い人気を誇ってきたのが無彩色で、現在も76%を占めているようです。
<北米>
- ホワイトの人気が伸び続けて26%
- ブラックも人気を伸ばして20%を占め、高級車/高級SUV部門ではエフェクト色に人気が集中。
- シルバーの人気が、グレーとともに徐々に低下。
- 最も人気の高い有彩色は、レッド(9%)とブルー(7%)。
<アジア>
- アジア全体で、無彩色の人気が市場全体の75%に達し、2012年から2ポイント上昇。
86%を占めていた2001年ほどではない。
一方、レッドは、無彩色以外で最も高い人気。 - 日本では、ホワイトが7年連続で最も人気が高く、ブラックとシルバーがそれに続く。
グレーは7%で、他の地域と比べて人気薄。
ブルーは、有彩色で最も人気が高く、市場シェアは7%。
みなさんの予想はいかがでしたでしょうか?
「知ってた」「そうなんだ」色々な反応があると思います。
自分の感想はソリッドの黒のシェアが今でもある程度あるのが驚きです。
ソリッドの黒はキズもホコリも目立ちますし、手入れが大変です。
昔は日本は白黒の車ばかりでアメ車はカラフルなイメージでしたが、白の人気が伸び続けているのですね。
若いころなぜ日本車は明るい色の車がないのだ?と思っておりました。
グレーは7%で、他の地域と比べて人気薄というのは感じます。
ガンメタ、グレーメタリックの車は少なくなりましたね。
ブルーが有彩色の中で一番人気があるということでしたが、日本で売れた上位車種の色の人気を調べてみましたが、
青系は見当たらなかったですね。
最近特に売れている軽自動車ですが、ベージュ、黄色、ピンクなど明るい色がだいぶ増えてきたイメージでしたが全体だとそうでもないのですね。
ところでモデストの人気色ですが、調べようと思いましたが
考えたら気が遠くなってしまいました。
有彩色85%、無彩色15%ぐらい。
ということで許してやってください。