川崎の埠頭にてカスタムカーの取材撮影が行われました。
以前ご来店いただいたSammyさんのステップバンとのツーショットです。
雑誌に掲載された内容は
以下 本文です。
旧型サンバーのVWバスキット化けキットで人気のモデストが、ご自慢の「旧車を当世によみがえらすテク」を駆使して、今度はバモスを往年の名車・ステップバンへと変身させるキット「ポケットバン」をリリース!リアルな化けっぷりを証明するデモ車がお披露目を行ったゾー。
この日、バモスとの比較を行うためにご同伴いだだいたのは、正真正銘、昭和48年型のステップバンなのだが、比べてビックリ、ステップバンオーナーの佐溝サンが、「これホントに似ていると思います!」と絶賛したように、かなり高次元な変身をかましてくれている。
とくに正面から見たバモスのお顔は、なりきりモード120%。キットの肝となるかぶせタイプのボンネットカバーは、バモス特有の「デコ広」フォルムをさりげなく修正してくれるアイテムで、フロントフェイスに脱純正な小ぶり感を演出。
またそこからストーンと落ちたマスク回りに、丸目やらインナービレットグリルやらフロントウィンカーなどを備えたフロントパネルをセットすれば、あーら、お見事なご先祖返り。
なお、フェンダーまでくい込むバモス純正のヘッドライトをぶん取った代償として、フェンダーには新形状のパネルをセット。加えて、ボディからのプレスラインを違和感なく受け継ぐことで、ハリボテ感ゼロのジャストフィットを実現している。
一方、ビッグなテールは、レンズカバーで小ぶりにアレンジ。野暮ったいリアワイパーを取っ払い+スムージングカバーでフラットなゲートを実現しているあたりも、心にくーいキットメイク。カリフォルニアの空を思わせる水色ボディやアイボリーペイントを施した鉄チンなど、USっぽさを狙ったカスタムメイクとの合わせ技も含めて、一本だっ!
ホンダ・ステップバンというクルマ
ホンダが誇る名車・ステップバンは昭和47年~49年に合計1万9,012代を生産した360ccエンジン搭載車で、元祖1.5BOXスタイルのボディは、当時の規格サイズ制限内ギリギリに設計され、商用からレジャーまで、幅広いニーズに対応した。
実用性◎なダッシュテーブルを用いるなど、インテリアにも斬新な魅力を満載していた。なお本日同伴いただいたステップバンは、佐溝サンの昭和48年型。”雨天未走行”で大事に乗られているうえに、ドアノブやミラー、ワイパーはもちろんリーフサス、シートの台座、ダッシュテーブルなどに美しいメッキ処理を施し、御年30歳以上とは思えないほどバリピカのフィニッシュをキメている。