今VWバスのれぶりカーが熱い!
かわいいミニバス!人気の秘密を徹底紹介!
ミニバス、チビバス、あるいはロコバスと呼ばれるVWタイプ2のれぷりカーだ。軽自動車をベースにしたれぷりカーとしては最も歴史が古く、約10年前に京都ブルーダーが先代・スバル・サンバー(KV3)をベースに、コンバージョンキットを製作。かわいらしいルックスが人気となり、それまでカスタムカーにはあまり関心を示さなかった女性や熟年層も巻き込んでブレイクした。
当初はブルーダーとモデストなど同社特約店(当時)だけで生産されていたミニバスであったが、ブームの加熱によって、複数のメイクスが市場に参入。やがてサンバーだけでなく、スズキ・エブリィやホンダアクティをベースにしたミニバスも登場した。
しかし、こうした状況は、有名メイクスの模造品やコピー品などのトラブルも巻き起こす結果となった。それと同時にベースとなる旧型サンバーの中古車相場も高騰し、結果「高かろう悪かろう」という製品が市場に溢れ、やがてブームは落ち着きを見せるようになった。
今回、このページで紹介するミニバスは、そんなれぷりカーの黎明期からミニバスを作り続けてきたモデストの車輌である。
もともとブルーダーの関東地区特約店としてスタートしてスタートしたモデストだったが、やがてパーツのOEM供給・ライセンス生産だけに飽き足らなくなり、これまで車輌製作で培ったノウハウを元に、究極のミニバス製作を決意する。
そして、苦心の末に完成させたのが現在同社で販売中のミニバス・コンプリートカーであり、コンバージョンキットなのだ。
リースされたミニバスと比べてもVWバスの再現性や雰囲気、パーツのフィッティングなど、非常に良くできている。また従来製品に付きまとっていた高速走行時のオーバーヒート(フロントマスクによって吸気が阻害されるため9の問題も大きく改善を見せ、別途エアインテークやファンを増設することなく、実用上不安を完全に取り去ることに成功した。
そのため、現在モデストが販売しているミニバスは、中古車市場で流通しているどのミニバスよりもクオリティ・信頼性・車検の面で圧倒的なアドバンテージを誇っている。
もちろん、新規生産なら顧客のニーズに合わせた細かい注文にも対応しているので、ベース車の選定から仕様の決定、内外装のカラーなど、こだわり抜いた自分だけの1台を作ることもできる。