


後部はボード敷き

準備開始

搬入開始

入りました!

「せ、狭いっ…、でも、楽しいっ」

「私も入って、もっと狭くしてみました」
(モデスト田中)

「ネジは、最初のものがフツーのネジで質感が気に入らなかったので、もう徹底的に交換しました。
目に見えないところに凝るのは楽しいです!」

車体後部

内装後部

ナンバープレート

絶対誰も見ない車体正面下も…

うーん、質感向上。満足、満足♪

車体側面下と…

「ネジじゃないですけど、ボンネット空けたところのラジエターキャップをお茶のキャップに変えてみました。 『上下に五回振ってから』と書いてあります。 何コレ??って、人と違った事やるのが楽しいんです! 『さすが小林さん!目の付け所が眉の上!』って言われたら嬉しいっ!」






では、小林氏に、インタビューしてみましょう。
― 小林さんのクルマ歴を教えてください。
はい、順々に説明していきますね。
19歳 ~ ホンダZ (乗車期間:2カ月)
19歳で免許を取りました。その時、知り合いがホンダZを手放そうとしていたので、だったらオレにちょうだいと、もらい受けました。早速、走りの練習に明け暮れましたが、サイドターンの練習をしている時に、ひっくり返して、屋根がぺったんこになり、一発廃車となりました。一ヶ月の短いつきあいでした。
19歳 ~ マツダファミリア (乗車期間 9カ月)
フロントには、ハイグリップタイヤ、ポテンザを装着し、リアにはバイアスタイヤを履かせるなど、意味不明な気合いを入れて、ハシリ仕様にしました。なんですけど、綾瀬の川沿いのぐねぐね田舎道でドリフトの練習をしているときに、くるんと行っちゃって、ケツからガードレールにグシャ。事故って終わり。またもや廃車です。
20代前半 ~ トヨタ・スターレット(乗車期間:2年)
走り屋の夢を捨てきれずに、懲りずにスターレットを購入しました。当時はスターレットといえば、走り屋仕様のクルマでした。
20代後半 ~ ハイエース(乗車期間:4年)
走り屋仕様から、一転して、ワンボックスを買いました。バイク、四輪バギー、三輪バギー、二輪バギーなどおもちゃを積み込みたいというのが理由です。この頃は、相模川でバギーとかモトクロッサーで遊んでました。

バイク:ヤマハ・ROAD STAR warrior&BW’S125

ヤマハ・マグザム。加奈さんの愛車

スノーモビルとヤマハPAS

ローラースルーゴーゴーの大人版?

愛車:トヨタトラック

愛犬 モルツ
― ハイエースの次に載ったクルマは?
ここから、ピックアップトラックに目覚めました。
30歳前 ~ トヨタハイラックスダブルキャブ(乗車期間:3年)
ピックアップトラックに目覚めました。乗ってて、楽しいし。人と違ったクルマに乗りたかったし。
31歳 ~ トヨタ・トラック(乗車期間:現在18年目)
この頃から、スノーモービルを始めました。となると、スノーモービルが積めるだけの十分なデカさの荷台があるピックアップトラックが欲しい。そういうのは、当時、トヨタトラックとDATSUNトラックしかなかったので、アメリカからトヨタトラックを逆輸入しました。このクルマは最高です。もう買い換えようとも思わない。今年で乗って18年目です。
― トヨタトラックは18年目…。小林さんはマニアだけど、「飽きっぽい」というタイプではないようですね。
はい、決っして飽きっぽくはないですね。気に入らなければ半年で手放しますが、気に入ったらとことん乗り続けます。今回のサンバスも20年は乗るつもりで、整備には気を遣っていますから。
― 今回、二台目クルマとして、ワーゲン仕様サンバーを選んだ経緯を教えてください。
まずトヨタトラックが、日常生活での使い勝手があまりにも悪かった。ピックアップトラックで、スーパーやらコンビニやらに買い物に行くのは、ちょっとしんどいものがあります。となると日常用途の取り回しのいい車が欲しい。
そういう動機だったので、漠然と「ちっちゃいクルマがいいな」「ま、軽かな」と思ってました。でも、人と同じクルマはイヤだったので、どうしようかと思いあぐねていたときに、彼女が「ワーゲンバスとか可愛いよね~」と言い出すわけですね。なるほど、ワーゲンバスは形が独特で楽しそうです。でも、本物のワーゲンバスを買うのはやめときました。
― なぜ本物を買うのはやめたのですか。
本物のワーゲンバスはたしかに格好良いですが、故障しまくるのは目に見えています。トヨタトラックの使い勝手が悪いことを補うために買う車が、また使い勝手が悪いのでは意味がありません。というわけで、軽自動車のワーゲン仕様改造版を買うことに決めました。
最初は、モデストじゃなくて、近所の中古屋で買おうと思ってました。時々、ワーゲンバス仕様の軽が「38万円」とかで出ているのですね。安い! 買っちゃおうかと一瞬、盛り上がるのですが、近づいてよく見るとフロントパネルが外からタッピング止めしてあるような、やっつけ仕事。遠くから見ると格好いいのに近くから見るとゴミ。こりゃダメだと見切りをつけました。
そうして、いろいろ探した末に、見つけたのがモデストです。ここは、まともな仕事してそうだし、田中さんも感じがいいし。店に行って少し話して、もう決まり!という気分で、内金10万円渡して、「買います。でも色はゼッタイこのバイクの色にしてください」と持参したバイクの部品を見せて、田中さん、最初は、うーんという顔してましたけど、やってみましょうと快諾してくれました。それから後は、亀をつけたい、ゴザみたいなシートにしたい、よし、テーマはハワイアジアンだと妄想は果てなく広がっていき、最初は140万円の予定が、結局180万円になりました。でも、やっぱり凝って良かったな。満足です。田中さん、良い仕事、ありがとうございました!
(モデスト田中): こちらこそ、気に入ってもらえて、うれしいです!
では最後に、みんなで記念写真をパチリ

(取材日時 2011年10月)
※ 文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです。