ホーム>お客様の声 >vol.4 鈴木さんご夫妻

お客様の声

vol.4 鈴木さんご夫妻(千葉県)
写真 プロフィール
鈴木道也さん(56歳)、鈴木美智子さん(54歳)
お二人とも東京生まれ東京育ち。1990年(22年前)に、長男が誕生したことを契機に、千葉県習志野市のマンションを購入、その後、2008年に今の一戸建てを購入、住み替えました。現在は22歳と18歳の二人の息子さんと4人暮らしです。プラント向けエンジニアリング会社の営業マンである道也さんの趣味は音楽、かつてはベーシストとしてバンド活動に本格的に取り組んでいました。好きなミュージシャンはビートルズで、「音楽以外にも全般的にイギリスやヨーロッパの物が好き」とのことです。

鈴木さんの愛車の紹介

写真

鈴木道也さん、美智子さん、長男の輝也さんの三人が乗っている、セカンドカー、ピコット
(左は、ファーストカーのビュート)

写真
後部ドアも開けやすく、買い物クルマにも最適
写真

「色は、家族で最初に買った思いで深いクルマ、日産パオと同じ色にしました」

写真

「シートの青白の縦縞を互い違いにしたのは、息子のアイディアです」

写真
運転席からの眺め

「最初はスカイライン、それからミラージュ、そしてパオ」

― 道也さんのクルマ歴を教えてください。

いちばん最初のクルマは、大学時代のスカイライン(ハコスカ)です。これは自分の車ではなく、実家の家族グルマでした。当時はスカイラインが流行っていた時期でしたね。

自分で最初に買ったクルマは、就職してローンが組めるようになってから買った三菱ミラージュ(初代)です。ヨーロッパ調の個性的なデザインに惹かれました。

就職して5年目の27歳で結婚し、実家(練馬)を出て、都心に引っ越しました。それから6年間は、生活費の節約のために、クルマ無しの生活でした。その後、長男が生まれたことをきっかけに分譲マンションを購入、千葉県習志野市に引っ越しました。習志野ではクルマがないとさすがに不便なので、再び買うことに。その時には日産のパオにしました。

写真
パオに7年乗った後は、トヨタのノア

「パオに7年乗った後は、トヨタのノア」

― パオを選んだ理由は?

ヨーロッパ調のレトロな外観、内装が気に入ったからです。パオは3万台限定だったので、納車まで9カ月待ちましたが、楽しみだったので、待つのも苦にならなかったなあ。このパオには7年間乗りました。その次に買ったのはトヨタのワンボックスカー、「ノア」です。

写真
引っ越したときに買ったパオ

― ノアにした理由は。

家族グルマとしてはワンボックスが便利だったからです。当時、長男が12歳で次男も4歳になっていました。家族4人で移動しようと思えば、あるいは野球部で頑張っていた子供達を送り迎えしようと思えば、やっぱりワンボックスカーが良かった。ミラージュとパオは、僕の趣味で買いましたが、ノアは、「実用性」を重視した選択でした。その次に買ったのは、光岡自動車のビュートです。ノアのセカンドカーとして買いました。

写真
家族の実用車として買ったクルマ、ノア

「光岡自動車ビュートとの出会い」

― パオを選んだ理由は?

2年前(2010年)に、いま住んでいる一戸建てを買いました。ふと見れば、駐車スペースが二台分あります。そうなるとですね、ノアの横にある空きスペースに、また自分の趣味グルマを置いてみたくなるのですね。

自分の家の駐車場に置いて、一番しっくり来るのはどんなクルマだろうか。そんなことを夢想しながら、自動車会社のホームページを、色々、眺めていたところ、光岡自動車のビュートが目にとまりました。これいいなあ、家の駐車場に置いたら合うなあ、これに乗ったら気分良いだろうなあと、毎日、光岡のホームページを眺めていたら、物欲しそうな顔つきが妻にバレたのか(笑)、「そんなに欲しいのなら買えばいいじゃない」と許可がおりまして、ビュートが買えました。

写真
光岡自動車、ビュート

「鈴木さんのクルマの好みは?」

写真

「欧州車の雰囲気が好きです」

― ミラージュ(初代)、パオ、ビュート、そして今回のピコットと続くクルマ遍歴を聞くと、鈴木さんの車の好みが何となく分かるような気がします。

クルマの好みは人それぞれですが、まず「(クルマに)求めないもの」から言いますと、「走り」は特に求めません。スピードを出したり、峠を攻めたりする趣味も能力もないですから。「高級車のステータス感」も特に欲しくないです。むしろ、「ステータス」とか「主流」とかには、反抗心を感じる性格かもしれません。実用性重視でノアを買ったときは、「トヨタのクルマなんて買っちゃって、うーん、オレ、何だか迎合しちゃったかな」と少し無念でした。

じゃあ、どんなクルマが好きなのかというと、やっぱりヨーロッパ調で、少しレトロで、人とは違った個性のあるクルマ、運転していて自分の気分が良くなるクルマが良いです。ただ、実際の欧州車には、やっぱり手が出せませんでしたが。

「鈴木さんのクルマの好みは?」

― なぜ実際の欧州車には手が出せなかったのですか。

本物の欧州車は、壊れそうだし、メンテナンスも難しそうだし、それを考えると自分には無理でした。 ビュートのWebサイトに見とれていた時も、それ一筋だったわけではなく、他の欧州車のページも純化していました。僕はビートルズが大好きなので、イギリスやイギリス車も大好き。タクシーで使われているオースティン(写真右一番目)なんて憧れましたねえ。でも、これはメンテ以前に排ガス規制の関係で日本では乗れません。

その他、ミニ(ローバー、写真右二番目)や、ルパン三世も乗っていたチンケチェント(フィアット、写真右三番目)、キャトル(ルノー、写真右四番目)など好きでした。

でも、どのクルマも、憧れている分には良いのですが、実際に乗るとなると故障も多く、修理も難しくて高額らしいし。それに家族で乗るなら、やはり4ドアの方が便利だし、自分や妻の運転技術を考えると左ハンドルはまず無理だし、そんな現実を考えると、「実際のレトロ欧州車」に乗るのは、やっぱり無理でした。

写真
写真
写真
写真

憧れはあったものの、メンテが難しそうで断念した欧州車

「ビュートのセカンドカーとしてもう一台、買うことを決定」

― 今回、セカンドカーとしてピコットを買うことになった経緯を教えてください。

ノアが実用車、ビュートが趣味グルマという二台体制がしばらく続きましたが、そのうちにノアが「来年で車検切れ」になりました。ノアも13年間乗り続けて、あちこちガタが来ていましたし、車検はもう更新せずに、別のクルマに買い換えようという結論になりました。

― クルマは買い換えずに、ビュート 1台体制にするという選択肢は考えましたか。

いや、その案には、主に妻から反対意見が出ました。

写真

「わたしは買い物しやすい クルマがよかったので…(美智子さん)」

― 奥様はなぜ反対だったのですか。

(美智子さん)ビュートを、買い物など日々の用事に使うのは、私にはちょっと気が引けました。主人がキレイに大事に載っているのは、はたから見ても分かりましたから、そんな趣味グルマで買い物に行って、もしバンバーをガリッとやってしまったり、あるいは当て逃げされてキズでもつけられたりした日には大変だと思いましたので。

私はクルマは運転はしますが、車種へのこだわりは何もなく、乗れればそれでいいいというタイプです。でもビュートというのは、見るからにクラシックな外見の、変わったクルマでしょう。何だか、乗るときは、着替えて化粧しなきゃいけないような気がして。

(道也さん)その頃は長男も大学に入って免許を取ったばかりでした。僕はビュートが好きだけれど、長男は長男で乗りたい車の好みもあるでしょう。というわけで、僕と妻と息子の三人で、新しいクルマを選ぶことになりました。

日本の軽自動車が良いと思った、その理由

― 候補に挙がったのはどんなクルマですか。

「カングー(ルノー、写真右1番目)」、「ピコット(モデスト)」、「ミニ(BMW、写真右2番目)」、「ラパン(スズキ、写真右3番目)」、「パオ(日産、中古)」などが候補に挙がりました。妻はカングー派でした。後部ドアが観音開きなので、「犬も一緒に乗れそう。そしたら犬と家族で旅行できるかも」と思ったそうです。長男はミニ派でした。またパオ復活という案もありました。パオは僕と妻と息子の全員にとって思い出深いクルマでしたから。

しかし、セカンドカーで重要なのは、やはり維持費用と実用性。その観点からするとカングー、ミニ、パオは、外国車または生産中止車なので、いずれも維持の費用と手間の面で難があり、ボツになりました。

維持費用と実用性を重視するならば、浮上してくるのは、やはり日本の軽自動車です。ノアの車検切れまで一年の余裕があったので、購入後の税金や維持費や修繕費など、丁寧にシミュレーションしました。調べれば調べるほど、やっぱり軽自動車はオトクです。

ここまで来て選択肢は、「モデストのカスタム軽自動車」か、「ラパンなど、ちょっとレトロな普通の軽自動車」にするかの二択になりました。でも、やっぱり買うなら人と違う物がいいよねということで三人の意見がまとまったので、モデストのカスタム軽自動車を買うことに決定。つづいて、じゃあ何種類かあるモデストのクルマのどれを買おうかという「車種選び」を始めました。

写真
写真
写真

その他、候補に挙がったクルマ

モデストの色々な車種の中から、ピコットを選んだ理由

― 車種はどうやって選んだのですか。

車種は自分の目で実際に見て選んだ方が良いと思い、八王子に用事があったついでに息子と一緒に相模原のモデストに立ち寄りました。僕はパッと見にはワーゲンバスとか気に入ったのですが、息子は、「本物のワーゲンバスが世の中にある」という点が、オリジナリティの欠如に見えるらしく、乗り気でありませんでした。妻もワーゲンバスには反対派でした。

(美智子さん):私はどうしても買い物に行くときのことを考えてしまうんです。ワーゲンバスのような外見だと、50を過ぎた私が、それに乗って買い物に行くには、ちょっと可愛すぎるというか、照れくさいというか、近所のみなさんに変に注目されそうというか。買い物で、あんまり悪目立ちしたくもありませんでしたし。

(鈴木さん):その他、シトロエンバス仕様は、デザインがゴツすぎて僕の好みとは違うのでNG。結局、スズキエブリイを改造した「ピコット」のデザインが、僕、妻、息子とも気に入ったので、これに決めました。

今回、凝ったのは色とシートです。色は、家族の思い出のクルマ、日産パオの純正車と同じ色にしました。また、シートは左右の青白の縞が互い違いになっていますが、これは息子のアイディアです。

写真

ワーゲンバスは奥様と息子さんからNGが出た

「買い物グルマとしても、趣味グルマとしても最高です!」

写真

家の前のビュートとピコット

― 二年間、ピコットに乗ってみての感想はいかがですか。

(美智子さん):個性的だけど目立ちすぎない。買い物車にはすごく良いです。乗ってて楽しいです。

(道也さん):僕は乗り心地もさることながら、家の前にビュートとピコットの二台が並んで置いてある、あのかんじ、あの見た目が好きですね。息子も喜んで乗っています。

モデストさんには、今回、いいセカンドカーを作ってもらえました。これからも良い仕事をしてくださいね。応援しています!

写真

(取材日時 2012年3月)
※ 文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです。

PAGE TOP